投稿日:2005-10-04 Tue
我家の復興に向け、基礎工事が始まり、具体的な資金調達に動き出しました。

ところが・・・。

銀行に相談に行くと
家の建築主は私とカミさんと長男にして、建築許可を取りました。
しかし、私とカミさんでは、建築資金の借り入れは難しいとのこと。
我家ではお家再興と平行して、全耕作地が被災した棚田の復興も進めています。
「新築に借り入れを起こしては、農業の復興資金調達が難しいかも?」と、考えていたのですがそれ以前の問題でした。私達夫婦が新築のための資金を借りられないんです・・・。
その結果、
我家のお家再興は22歳の長男が借り入れを起こし、私達夫婦はその保証人になるようにと・・・。
50歳前の私達夫婦が、新築のために金を借りられないと言う現実。
もし長男が同居していなかったら、私達夫婦がお家再興を目指すのは無理というもの・・・。
それじゃ~、ずっと仮設暮らしかいね?
知人に情けない実態を愚痴ると「借りられるだけいいよ。何も出来ない人もいるんだから・・・。」
震災景気に乗れる人もいれば、途方にくれている人もいるんでしょうね・・・。
震災からあっという間の一年・・・。
震災イベントだけでなく、住居の再建に苦しむ人、永年住んでいた土地を離れざるを得ない人、耕作地を捨てざるを得ない人、既に小千谷を離れた人・・・。
こんな人たちにもスポットを・・・。
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