投稿日:2006-06-09 Fri
恵みの雨
水不足で悩む魚沼の棚田に「恵みの雨」が降りました。
しかし、この雨もコントロールできないと厄介ものになります。
棚田の湧水は、春の田植え時期と夏の渇水期には貴重な資源ですが、これをコントロールできないとんだ厄介者となり、秋の収穫時季に機械が入りません。
そこで田植えが終わった田んぼの湧水は、ご覧のように波シートで隔離し、不要なときには排水をします。
この田んぼは道路わきから湧水があり(波シートの内側)、ほうっておくと稲の成長のコントロールだけでなく、収穫時期の農機具も使い物になりません。
そこで湧水を写真のように隔離をして、必要に応じて排水と給水を繰り返します。(写真の右奥には集水枡があり、そこから暗渠排水で田んぼの下を通っている排水ホースで排水します)
棚田の田んぼは、田んぼの中にも目に見えない用・排水の色々な仕掛けがあって、結構メカニカルなんですよ・・・。(結構マイナーな説明ですが、自己満足だったりして・・・。)
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