投稿日:2006-12-25 Mon
巷では、例年のクリスマスと震災景気が伝わってくる。それを素直に受け止められないのは、私だけだろうか・・・。(画像は震災直後の我家)
取りあえず私達家族はどん底の震災から家を新築し、壊滅状態の田んぼを直し、子供達もそれぞれの復興スタートを切った。

でもそれは、ほんのスタートラインに過ぎない。(写真は震災直後に車庫前に張られた、全壊を知らせる市からの通知)
震災直後から何社かのマスコミの取材を受けたが、そのたびに言ってきたことは

(写真は地震直後のリビング。ここに爺ちゃんがいた)
「市内中を重機が動き、マスコミが報道している今は良い。それを市民は活気があると勘違いしている。本当の震災の怖さは重機や土建会社が去り、マスコミが取り上げなくなってから、被災者は収入が減り、支出が増えて本当の被害の大きさを知る」と言ってきた。
その土建業者が去り、

(写真は全壊の農機具置き場)マスコミが取り上げなくなり、市民が本当の被害の大きさが見えてくる時期が雪ぎえと共にやって来る。
幸いにして、暖冬のせいか雪は未だに見えないが・・・。
私達を含め、被災者は来春から自力で復興が出来るんだろうか・・・?
うわさでは病気で倒れたり、自殺者も出ていると言う。(その要因は確認できないが)
クリスマスが終わるからコメントするが、私達被災者は浮かれてばかりはいられない。
本当の震災被害が見えて、被災者が地獄を知るのはこれからだ・・・。
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