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とし

  • Author:とし
  • 中越大震災の震源地・小千谷市の棚田で、美味しい『魚沼産コシヒカリ』を作っています。
    ◆蛍の養殖を開始 
    小学生が公園に放流しました。
    ソトコト'0912月号紹介にされる
    ◆稲刈り体験ツアー趣味人倶楽部(シュミートクラブ)に掲載
    ◆家の光協会「地上」 07年1月号に紹介される

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TPPは農業の弱肉強食を加速する
 
 
今日も「遊びに行きたい」と嫌がる長男を引っ張り出し、長男は秋打ち、私は作業場内の整理や肥料撒布に勤しんだ。
冬将軍は直ぐそこまで来ているので、秋作業もノンビリとはしていられない。

 TPPは零細農家を消滅させる 
輸出に依存をする産業界はTPP参加を推進しているが、農業団体は反対の姿勢を示している。
私自身も借金をしながら受託田の拡大と直接販売で、何とか活路を見出そうとしている。
しかし、今年の米価の下落で新たな借り入れを起こし、借金を新たな借金で返すような悪循環となっている。
 ましてやTPP参加により米価価格の下落が進めば、経営が成り立たなくなることは必死だ。
私だけでなく多くの零細農家は廃業に追い込まれ、山間地の棚田は放置され、自然環境が破壊されることは言うまでもない。

 その結果、異常気象・自然災害の発生が加速されることは言うまでもない。
更に食料自給率50%の達成なんて出来るはずもない。
玄葉国家戦略担当相はコメ関税撤廃の例外化を主張しているようだが、どうなることやら・・・。

 「日本の米を海外に輸出すればいい」と主張する御仁もいるようだが、簡単に実現する要素もみられないし、零細農家の救済になるとは考えられない。
よって、私はTPP参加後の農業政策が見えない限り、TPP参加に賛成することは出来ない。

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去年の今日 稲刈りツアーのレポート
2年前の今日 契約栽培
3年前の今日 白菜の収穫
4年前の今日 中越大震災の回顧録 ボランティアの応援
5年前の今日 作業場の雪囲い
6年前のの今日 傾いた窓と張り裂けた柱

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魚沼産コシヒカリ | 22:41:38 | Trackback(0) | Comments(0)