投稿日:2010-01-21 Thu
昨日と今日の日中は気温も上がり雪が下だまり積雪が減ったものの、道路わきの崖や雪壁からは小規模の雪崩が発生してきた。昼過ぎから冷え込み雪がちらつき始め、またしばらく天気予報では雪マークが続いている。
棚田の積雪 約210㎝(標高約230m)、住宅付近の積雪 約120㎝(標高約60m) 今日の小千谷の積雪
そんな小千谷から雪国の生活道路を確保するための三種の神器?機械除雪、消雪パイプ、流雪溝の最後を飾って流雪溝をレポートします。(撮影年月日の前後はご容赦を)
流雪溝
流雪溝は文字通り、川からポンプアップされた水を、道路脇に設置された深さ約1.5m×幅50㎝程の側溝(流雪溝)を作り、その水で雪を川まで流しだす雪国独特の道路側溝システム。
投雪口



流雪溝に水が流されるのは2時間くらいを目安にされ、地域の住民がスノーダンプやスコップなどを利用して雪を流し込まれる。
流雪溝システムには地域の協力体制がなければ機能することはできず、維持管理組合を作り運用している。
組合にはお年寄りだけの家庭もあり、近所同士で助け合って作業が行われている。
雪がつかえると・・・

流雪溝に雪が使えると冷たい水が道路にあふれ車の通行の妨げになるだけでなく、住宅の玄関から家の中に冷たい水が流れ込む可能性がある。
流雪作業中は上流と下流にトランシーバーを持って、連絡を取り合って作業を進める組合もある。
また、過去に流雪溝の作業中に小学生が流れる事故が発生したこともあり、流雪溝には落下防止用の枠(網目が20cm位)が取り付けられるようになった。
以上、雪国の生活道路を確保するための三種の神器?機械除雪、消雪パイプ、流雪溝のレポートを終えます。
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