投稿日:2010-11-26 Fri
朝から雨模様で、月曜あたりから行きも混じるらしい。
カミさんと相談をしたが、姉妹の応援を頼み明日は大根の収穫に勤しまなければならない。
トラクター耕運


残っていた受託田の秋打ちに勤しんだ。
外は冷たい雨が降るが、新しいトラクターの室内でコーヒーを飲みながら、古いトラクターでは考えられない居住空間になっている。その上、作業性も3.5倍ほど向上している。
トラクター購入は借り入れを起こして高い買い物だったが、この性能には変えられない。
来年以降も、受託面積を増やして頑張らねば!
自営農家が淘汰されるTPP
パフォーマンスが過ぎて好きになれない宮崎県知事が環太平洋パートナーシップ協定(TPP)に関して、私と思いを同じにするコメントを発している。
自民党の経済・農業政策に嫌気がさし、民主党を中心にした連立政権に期待をしていた。
しかし、普天間問題に始まり、もはや連立政権はボロボロになっている。
ここに来て農業自給率50%を忘れてしまったかのように、「平成の開国を推し進める」とばかりに経済界の思うがままに動いてしまっている。
食料品の関税を撤廃しては日本農業は成り立つはずもなく、暫く前の中国の餃子事件のように日本の食の安全は自国で守れるはずもない。
ましてや、レアアースのように食品が政治的国家取引に利用されることは目に見えている。
更に私のように経済力を持たない零細・家族経営農家は、軒並み農業から離れ、山間地の荒廃は止めようがない。
それが異常気象や自然災害に拍車をかけることは、火を見るよりも明らか。
「TPPを推進して、産業界の利益を農林業へ」などと机上のプランを口にする官僚や国会議員もいるらしいが、私に言わせれば「バカヤロウ!」としか言いようがない。
産業界が、自分の利益を農業界へ回す分けがないだろう。
同じように「農産物を輸出して利益を上げる」などと言っているバカヤロウもいる。
輸出をして利益を上げられる農業経営者が、何人いるんだい?!?
日本の農業経営者の平均耕作地は約70a(7反)で、資本力のない零細農家はみんな息絶えてしまうわい!
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