fc2ブログ
 
■プロフィール

とし

  • Author:とし
  • 中越大震災の震源地・小千谷市の棚田で、美味しい『魚沼産コシヒカリ』を作っています。
    ◆蛍の養殖を開始 
    小学生が公園に放流しました。
    ソトコト'0912月号紹介にされる
    ◆稲刈り体験ツアー趣味人倶楽部(シュミートクラブ)に掲載
    ◆家の光協会「地上」 07年1月号に紹介される

■最近の記事
■最近のコメント
■最近のトラックバック
■月別アーカイブ

■カテゴリー
■フリーエリア
■ブロとも申請フォーム
■ブログ内検索

■RSSフィード
■リンク
■天気予報


-天気予報コム- -FC2-

■QRコード

QRコード

ボランティアのお手伝い
 仮設にクリスマスプレゼントプレゼント配り
以前から、「多くのボラの方にお世話になりながら、手伝えることがあったらお手伝いを」
と思っていたのですが、中々時間が取れませんでした。
 今日、「仮設住宅にプレゼントを持って回りたいけど、運転手が・・・。」と言うことなので運転手を兼ね、東京からのボラの方と市内高校生と一緒にプレゼントを配ってきました。
 寂しくなった仮設住宅仮設の撤去
喜ぶべきことかもしれませんが、撤去が進み空き部屋が目立つ仮設住宅と、撤去後の残骸を見ると複雑な気持ちでした。仮設の撤去


 自立の目途と孤立化
プレゼントを配りながら、今後の自立(自宅再建)の目処を訪ねると「新築(改修)が間に合わなかった」と言う住人もいらっしゃいましたが
「目途は立っていない」という方も結構いらして、びっくりしました。
また、他の仮設住宅の取り壊しによって、移り住んだ方も多数いらして
「近所と付き合いがない」「面識がない」という方もいらっしゃいました。
 私達家族が住んでいた仮設住宅の隣のお母さん(70代)も
「お前さん、新しい家に引っ越されて良かったのう。おらぁ、まだ此処にいるてぇ~。この棟の並びもオラばっかりになってしまっとう。」と、寂しそうでした。 
 このご家族は村を離れ、市が用意した復興支援の宅地に転居を決めています。

 深刻な3度目の冬
仮設住宅の建設当時は地域ごとにまとまって住んでいたのですが、今は空き家が多く、その空き家の中に「面識のない方」が点在しているようです。
 訪問した時間帯のせいでしょうか?
近所の付き合いがないだけでなく、残っている殆どは高齢者の方々でした。私達家族も仮設住宅で2回の冬を過ごし、「もう、仮設での冬はイヤ!」という思いで新築を急ぎました。
 仮設住宅で、3度目の冬を迎える被災者の冬は深刻です。
スポンサーサイト





今日の仮設住宅 | 22:24:25 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
ありがとうございます。
 <ノリッチさん 
 訪問とコメントをありがとうございます。
私んちの山の家(爺ちゃんが立て、今では作業場)に、長野県からの建設会社の方が宿泊をして、村の田んぼの復旧作業に当たってくださいました。

 震災被害者は新潟だけでなく、北海道や九州・沖縄にもいらっしゃいます。
マスコミが取り上げないと人々は「終わった」かのように思いがちですが、とんでもありません。
本当に切ない人達が取り残されているような気がします。
そんな状況を発信できずにいる方もいらっしゃるはずです。
 
<何かお役に立てることがあるでしょうか?
 具体的に思いつきませんが、弱者ほど被害が大きいことを日常から知っておく必要があるかも知れません。
 個人的には、被災地の経済効果にご協力を・・・。
厚かましくも、我家のコシヒカリもお勧め?です。
 
2006-12-26 火 23:54:04 | URL | とし [編集]
初めまして、北信濃で農業をしています。中越の地震は私の住む飯山市(長野県)も震度4を観測しました。あれからもう、3年も経ったのですね。私の市内の建設会社も何社か、そちらの復興のお手伝いに行っているようです。(それも通いで)
まだまだ復興と言うにはほど遠い現実があるのですね。
戦後の昭和の激動時代を支えてこられた高齢者の方々が、ないがしろにされることなく、幸せな晩年を送られることを願わずにはいられません。何かお役に立てることがあるでしょうか?
2006-12-25 月 18:43:35 | URL | ノリッチ [編集]
本当の自立はこれから
 復興景気?で土建・建築関係の企業は猫の手も借りたいのでしょうが、その主力は市外・県外業者。

 この復興景気が終わったら、どうなるんでしょう?
公共事業はなくなり、市民生活は借金の返済生活が始まります。
業者も去っていき、マスコミも遠ざかる・・・。
 これまでの震災被害が表面化してきて、市民が本当の被害に気づくのは来年からです。
2006-12-24 日 17:44:00 | URL | とし [編集]
復興は..
おはようございます。

かねてより言われていたし、思っていたことですが、
復旧と復興は別物ですよね。
神戸の時もそうだったと聞きます。

最後に高齢者が残る。
これがまたなんとも切ない話題です。
2006-12-24 日 07:54:30 | URL | 地理佐渡・管理人 [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する